インド チャンディガール 設計 ル・コルビュジェ 2007.1.31
この街だけでなく、パンジャブ州の政治の要となるこの行政庁舎。
議会や裁判所と共に、チャンディガールの中心地として存在する。
それもあってか、銃を持った兵隊さんが同伴での見学となった。
外観は、幾何学の中で構成されている。、色もあまり使っていなくて、
コンクリートの塊のような、大規模な建築として構えている。
要所、要所では、コルビュジェらしいデザインが生きてくるが、
何か殺風景で、物足りない感じだった。用途上の制約もあるのだろうが。
都市計画から、コルビュジェが街づくりを手掛けているのだが、
街の人々は、他の都市の人とは違い、ここチャンディガールに、
誇りを持っているのを、ひしひしと肌で感じられた。
車社会到来を意識した、スケールアウトの計画ではあるが、
1つの答えとしては、正しかったのだろうと住民を見て感じた次第です。