スペイン マドリッド 設計 ラファエル・モネオ 2007.5.5
スティール・トラスの大スパンをもつかつての巨大な駅舎の中にはいると、 水蒸気がたちこめたようなムッとした空気にさらされる。 その大空間の生き生きと繁る木々たちは、まるで植物園のようだ。 大空間架構からなる、プラットフォーム部分の天井は、スチールの正方形 のグリッドに分節され、その部分から明るい光を取り入れている。 複雑な空間構成はまるで迷路のようで、色んな空間が詰められた魅力的な駅舎だった。
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