イギリス ロンドン 設計 ヘルツォーク&ムーロン 2007.6.8
この建物は火力発電所の跡を利用して、現代美術館に改修した建物である。
外観は至ってシンプル。火力発電所の外装にガラスのマスが乗っかって、
縦ラインを作る煙突のてっぺんにもガラスのマスを乗せた感じ、
縦と横のラインが非常にきれいな建築だという第一印象。
入口を入ると、意外や意外。大きな吹抜けとスロープの空間が広がり、
建物全体の半分が吹抜け、そして半分が展示空間という構成だった。
展示空間自体はシンプルな空間なので、特筆はしないが、
上階のガラス部分から見るロンドンの眺めは、非常に気持ちが良かった。