ドイツ ミュンヘン 設計 アクセル・シュテルス 2007.4.8
アクセル・シュルテス設計の葬祭場。ボン美術館の設計者と同じ人だ。
外観自体はコンクリート打放しで、あっさりした感じ。
幾何学を意識した矩形のデザインが、余分なメッセージを排除する。
柱と天井の取り合いを開口として光を入れる手法をとり、
ランダムに置かれた柱から漏れる光は、葬祭場の雰囲気をより神格化していた。
その光に導かれるように、この場所は人を神聖な気持ちにさせてくれる。
葬祭場の雰囲気が、建築によって見事に表現された作品だと思います。